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2015.01.05 Monday
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ゴーストベイビー/白倉由美
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2010.12.16 Thursday 09:16読んでめそめそ泣いてた。震災の時は私は近そうで遠いところにいた。
震災被害の当事者ならあるいは受け付けない物語かもしれませんけれど。
誰かに強制的に私の好きな本を読ませる仕事がしたいです。全く関係の無いおはなし。
鬼畜ペド漫画だってロリータ人体切断漫画だって、誰かそれを必要とする人に届いて、誰かの癒しに、支えになるかもしれない。
あるいは誰かを傷つけるかもしれないけれど、傷だって何か生きる事の糧になるかもしれない。
なので届かなくしようとする連中はみんな敵です。
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曲矢さんのエア彼氏/中村九郎 2巻
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2009.12.03 Thursday 14:38導入の美しさにかけて中村九郎を上回る作家なんてほとんどいないわけだけれど、この本は西尾維新を窓から投げ捨てろ級のすさまじい噛み合わない会話劇でもうなんじゃそりゃ中村九郎天才としか言えないのでした。
噛み合わない会話劇というだけならば小劇場廻りすればいくらでも出会えるでしょう、でもそれだけじゃないんだ。
人は見たいものを見る。 -
テスタメントシュピーゲル/冲方丁 1
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2009.12.03 Thursday 14:29手と手を繋ぐということがこれほど素敵なことだとは、
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idea 2009年 09月号
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2009.08.20 Thursday 13:08興味深かったけどあれね、なんか10年ほど前から似たような人が似たような雑誌に出てるよねみたいな
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リアルのゆくえ──おたく オタクはどう生きるか
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2009.08.16 Sunday 20:19ほとんど再読状態なんだけど前半はほんと東のオタク教養の浅薄さが酷かったという印象しかない。
後半は心底どうでもいい話を延々としている。なんとかしたければアクシズでも地球に落とせばいいんじゃないでしょうか。 -
読む音楽/DJ technorch
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2009.08.15 Saturday 17:05会場で買ってきた。なんだろうすごくもにょる事しか書いてないんですけど!
どうもにょるか書こうかと思ったけどもうどうでもいい感たっぷりすぎるので書かないでおくけど。
アレゲな評論家の名前はたくさん出てくるけれど、別に評論をしたいわけでもなくただ自己紹介している本だし、楽しそうだしそれはそれでいいんじゃないでしょうか。
老婆心から言うならば、大塚英志は故意犯的な二枚舌使いという事を理解しないとだめです。 -
耳刈ネルリと奪われた七人の花婿/石川博品
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2009.08.10 Monday 00:411冊目からの受け狙いともなんともつかないネットやなにやらのネタは、このなんちゃって乙女ちっく度の極めて高いヘンテコミュージカルを成立させるための伏線だったと考えて差し支えなかったと言い切っていいぐらい特にミュージカルが素晴らしかった。ブライトライツホーリーランドかサイバーネットラプソディぐらい。
よくあると言えばよくある鈍感ちゃんたちの恋のお話なんだけれども、自分の恋心に気づかないまま共犯者ごっこをダラダラ続けるお話でもなく。 -
断章のグリム/甲田学人 XIいばら姫(下)
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2009.08.08 Saturday 20:19今回も白野君はキモかったとしか言えない。面と向かってお姫様呼ばわりされたら鳥肌たって痒い痒いするしかないでしょう。
普通の人間が肉親を殴り殺す話。
おもしろいなあもう! ドラマCD買っちゃいそうな勢い。 -
ロリヰタ。/嶽本野ばら
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2009.08.03 Monday 16:48久しぶりに野ばらちんを読む。ブックオフで100円。2003年作。お前は大塚英志か。
発言力の肥大への戸惑いを冒頭で書いておいて、服飾の固有名詞を並べるのと同じように文学だかブンガクだかの作家の有名所の名前を並べるおせっかいさはわかりやすすぎるんだけど、その消費者に誠実であろうとする態度は悪くないと思う。でも村上はねーよ龍も春樹も。椎名誠のおそらく怪しい探検隊とかの小汚くて楽しいエッセイをネタに出すのもおせっかいかしら。
そういうことやる一方で文壇バーの爺さんを筒井康隆の小説みたいなベタ悪役に仕立てる下品さとか読者とのディスコミュニケーション描写とか計算づくすぎてひどい。
誰に届けるのか、どのように届けるのかについて死ぬほど自覚的な本で、やはりこんな奴は信用しちゃいけない、いい意味で。
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紫色のクオリア/うえお久光
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2009.07.21 Tuesday 17:15よかった探し
そう、探すのだ。
あたしが無力だというのなら、『力』をもっている『あたし』を。
たとえば、――『魔法を使えるあたし』を。
ここでちょっと泣きそうになった。お話の筋とは全く関係ない意味で。
いろいろ思うところはあるけれど、マリィの見ている「ロボットの私」がいる世界とアクセスしようとしない理由が全くわからなかった。魔法使いにはなれたのに。
追記
目的意識がぼやけているので最短ルートを見誤り続ける話とも。だから運命付けられた死が回避できたかどうかは曖昧なままで、そしてそれはおそらくどうでもいい事(としたいのだろう)で。
いろいろな事をガクちゃんは気付かないまま行動だけをしてしまい、何億回生きて何億人殺して死なせてもゴールの位置に気付かないまま行動だけを続ける。近視的な目標設定を積み重ねていくだけなので失敗し続ける。次の電柱まで。次の電柱まで。ノリと勢いだけで人間の体を捨てて、魔法使いになって。神様に近い存在になっても前しか向いていなくて足元がずっとお留守のままで。
という話なんだろうけどあまりにもこう、ネチネチドロドロとした怨念情念慕情恋情友情の描写が足りてなくない?とか思った。手段とか過程とかはしっかり書かれていても動機と回答がすごく雑というかなてきとーというかそういう扱い方されてる感。 - ←back 1/28 pages next→