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2015.01.05 Monday

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ゆるゆり なちゅやちゅみ/畑博之監督
2015.01.05 Monday 21:27
大傑作いもちょの畑博之監督作品2作目。
お話はごらく部と生徒会で1泊2日でキャンプに行くだけなんだけれどそれだけのことがこんなにも愛おしいアニメになる畑監督の手腕。
細かくつけられた効果音での演出が本当に素晴らしいです。
ごらく部がいつもどおりの事をやってるだけなのにこんなに生っぽくてキラキラしてる。大室花子様の衣擦れの音の切なさ。
TVシリーズのちょっとイジメっぽいところとか全部綺麗に回避されててTVシリーズが苦手な人も是非みてほしいです。
| miruna | あにめ | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ベイマックス(Big Hero6)/監督 ドン・ホール クリス・ウィリアムズ
2015.01.05 Monday 20:26
こんなもんかーって感じだった。
おもしろくなかったのかと言われたら面白かったことは面白かったけどシナリオもアイディアも別に取り立ててすごく褒めるべきところなくないですかこれ。見事に最初からエンドロールまでお約束踏まえた手続きだけじゃん。
ふつーによく出来てるのはわかるけどこそれだけ。日本のヒーローに対するリスペクトはわかる、だけどそれだけ。
シュガー・ラッシュの方が数十倍満足感あったよ正直。アイアン・ジャイアントの方がずっと感動できたよ。

なんかPCがどうこうとか言ってる連中いっぱいいるけどだから何って感じで、これ褒めなきゃいけない病にでもかかってんの?
ゴーゴーさんの元暴走族設定とかHIROSHIMAで胎内被曝したミュータントサンファイアさんとかヤクザのシルバーサムライさんとか切り捨てたのが本当にPC的に正しいと言えるの?
つか収益が良いというだけで日本のアニメと違ってどーたらこーたら、まとめサイトとか痰壺の売り豚と何が違うの?
はっきり言ってアイディアも脚本もひみつ道具博物館の足元にも及んでないよ?
これがひみつ道具博物館より良い収益が出るのそもそもお前らが国産アニメ馬鹿にしてて行かないからじゃないの?
あんま売れてないけど大傑作のサムライフラメンコでも観てから出なおせば?
あとタイバニはPC的にアレな所露骨に多いよ?
PCちゃんと考えて作られてるアニメだっていっぱいあるよ?
どーせ国産アニメなんて全然観てないんでしょ?
とおもいましたまる
| miruna | えいが | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth
2013.11.24 Sunday 11:12
なんか強いの襲ってきてヒロインが死にそうピンチ>主人公のペルソナがなんか急に強くなって撃退
なんか強いのに閉じ込められてギャルゲーの親友ポジが死にそうピンチ>主人公が急に属性吸収できる2体目のペルソナ出して撃退
なんか強いのと遭遇して全員死にそうピンチ>能登さんが急に属性切り替え解説しはじめて属性攻撃だーで撃退
おわり
とりあえず誰かが死にそうになったらそのタイミングで誰かが来てタゲ取ってくれる安心設計

なんじゃこりゃ。真面目にやれ。
| miruna | えいが | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
陽なたのアオシグレ/石田祐康監督
2013.11.18 Monday 13:52
はやみんちょうかわいいしひなた君は潜在的マゾ。
東京が緑化していってすごい。気持ちいい。Forestみたい。Forest脳の恐怖。ていうか鳥モチーフだしひよひよキングダム。
| miruna | あにめ | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
サカサマのパテマ/吉浦康裕監督
2013.11.09 Saturday 23:18
樹海人魚読んでから観に行きましょう。
画面は綺麗だったけどアイディアに対しあまりにも凡庸すぎるストーリーテリングに閉口した。
| miruna | えいが | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
映画ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス!
2013.11.05 Tuesday 14:32
プリキュア映画で微妙にTVシリーズと性格が違ったりするのは毎度のことではあるのですが、相田マナという偉人を、凡人のしかもとても狭っ苦しい保守的な領域に閉じ込めたという点だけでこの映画を褒めてはいけない気がしたのでした。
だいたいマナさんはその夢のあり方としても作中の慕われ方としても本人が希望してのみんなのもの(木村良平氏的意味合いでの発言)である人だし百歩譲って地球に君臨する大君主であるという夢を諦めて、千歩譲って同性愛者の求愛をことごとく踏みにじってくそくだらない保守的な結婚観の元誰かと結婚したとして、六花がマナの結婚式でそんな顔してるわけないだろふざけんなよおいこらブッコロ
みたいな感じの序盤で精神がささくれ立ちすぎて平常心ではいられませんでした。
忘却の旋律という共通語はTVシリーズとつながっているけれど忘却された者の奏でる復讐の旋律であったよ。無論忘却されているというのは必ずしも事実ではなくただの被害者意識です。
で、マナさんが今はもういない者たちへの後悔と郷愁程度でこんなに足踏みする人だとはTVシリーズ観ている限りだと全く思えないんですよね。どうしてもお脳が別人と認識してしまってうーん。地球連邦政府の頂点という夢なんか所詮夢にすぎないんだから異性と結婚して家にでも入ってろ、みたいな思想の見え隠れする未来なんか破壊されていいとしか思えず。
キュアハートエンゲージモード、誰と婚約したんです?薔薇の花嫁はどこなんです?その保守的思想の塊のような扱いしかされてない三代続くウェディングドレスに、TVシリーズのマナさんのように世界を貫く矢であらんとする重みや世界を革命する力がどこにあるんです?
| miruna | えいが | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語
2013.10.27 Sunday 01:36
・卵の殻を破らねば 雛鳥は生まれずに死んで行く我らが雛だ 卵は世界だ世界の殻を破らねば 我らは生まれず死んで行く世界の殻を破壊せよ 世界を革命するために
・真実を舞うペッコリアか。それとも岸田今日子のナレーションがほしいとか思うか。
・繰り返される事とフェイクである事としての象徴として引用されるプリンセスチュチュとビューティフルドリーマーと劇場版ウテナ。既視感がある、ということを表現するための引用という考え方。手垢に塗れた黒いアリス。
・基本的にサービス精神が旺盛すぎ、それはお客さんが望んだものであり、それに応えるというあたりまえの事がそのまま映画としての根源につながる。何かを欲望しているのはスクリーンの内にいる彼女たちだけではない。誰が何を望んだのか。
・基本的に不在の悠木碧を希求する物語。
・アニタ斎藤千和は読子三浦理恵子と違って殺したら死ぬ、という話。
・悠木碧というのは彼岸にあっても必ずしも聖的存在ではなく、時に荒神としても振る舞うしその程度には隙があるし、そこから物語の骨格を引き出したのではと思わずにはいられない。
・物語自体はそれこそベタの中のベタに属するものだからこそおばちゃんは安心してぎゃーぎゃーカプ話で喜んでいられる。大傑作。
・魂が擦り切れるまでただ一人の存在を追い続ける。聖神邪か。岡部倫太郎か。アーヴィング・ナイトウォーカーか。ということ。ベタだ。桃を投げて呪的逃走だ。大好き。
・暁美ほむらは失恋するという選択肢を制限している/されている、というところがハァハァポイント。
・あれがまどか、のシーン、まどかが映像として出てこなければブライトライツ・ホーリーランドだーってもっと大喜びできた。犬は犬の神を観る。
・影絵少女がバレエ踊りながらミット打ちしてるのすごいウテナくさい。キュゥべえがチュチュくさい。チュー。
・ほむほむ祭壇は神経塔すぎる。神様は守らないといけないのでBAROQUEか。
・天使が週末の喇叭を吹き鳴らす。
・やはりメロスが鳴り響かなければならぬ。
・禁句はデビルマン。言ったやつは口が腐って死ぬ呪いがかかる。衣谷遊版ならアリかもしれない。
・TVシリーズからして声優さんのお芝居と、梶浦さんの音楽と、イヌカレーさんの映像と、ClariSの思春期力の高い声のお歌と、もちろんアニメーションの素敵さと、そういうもの の積み重ねで生まれたケミストリーこそがこのアニメの面白さであると言い続けてたし、シナリオだけをみてどうこう言ってるクソみたいな連中は死ねばいいというのは何も変わらない。
・ローソンのクリアファイルさやかちゃんが雨森望すぎるんですけど赤メガネかけさせたい!かけさせたい!かけさせたい!

・どこぞから得たネタから追記。バレエ。くるみ割り人形と眠れる森の美女。チャイコフスキー。お話の好きな子寄っといでな手巻きの音出るやつ、プリンセスチュチュのドロッセルマイヤーはくるみ割り人形からでした。
・12時の鐘とともにやってくるねずみの軍勢=ナイトメアで魔法少女=くるみ割り人形率いる人形の軍団かしら。お菓子の国へ招待もくるみ割り人形。くるみ割り人形だと王子様はくるみ割り人形=魔女にさせられたほむらになる?けど眠れる森の美女だと夢を覚ましに来る王子様がまどかっぽいし本当の王子様は誰なのか。みたいな読み筋。断章のグリム。

・さすがにケイゾクとか魔探偵ロキRagnarokみたいにベタな風鈴屋台でなかった、という鈴なりのベルには大笑いしかけたしあれは避けても良かったんじゃないかなーとか思うよあとどんだけ劇場版ウテナ好きなんだよ問題はある意味Qとの比較対象感あった
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q雑感
2012.11.19 Monday 11:58
・綺羅星!鶴巻監督が大好きスカーレットキスちゃん!
・伊瀬茉莉也さんかわいい!
・ナディアとか私は言わない
・むせ返るような榎戸臭
・ミサトさん別に冷たくないし酷いことも言ってないし関係者でシンジを責めるトウジを叱責したサクラちゃんを側につけているしとことんシンジくんに甘いなこの女は!
・「神殺し」カンピオーネである!
・トウジの引いたハズレ籤とはエヴァに乗っていれば死んでいなかったという意味なの?
・アスカ超絶イケメンだし結婚してほしい
・でもあくまで彼女はお姫様なのである
・なんとかしろって言ったらバカシンジは助けてくれて、情けなくてもあの瞬間確かに王子様だったのだ
・マリさんはタチの悪いカプ厨
・故にもっかい助けろよと揶揄され続ける
・アキハバラ電脳組2012年の夏休みは通りすぎてしまったしひばりはひばりだよね
・黒の王子様はつばめクローンとどこに行ったのか
・9号さんも黒である
・永遠の14歳になっちまったい
・呪縛とか呪いとかつまりあなたが歩いた後には道ができる、という意味でもあるしあなたの歩いたという事実は消えることはないということでもありメロスの戦士という生き方
・沢城さんのサクラちゃんがそんな頭悪そうじゃないのに良い
・連弾はセックスの隠喩である。イメージしろ!ライド・ザ・ヴァンガード!
・シンジくんは歳を取らないのでピアノが上達するまで何回も反復練習をした
・チェロが一人で弾く楽器である事に対し連弾できるピアノ、しかしピアノも弦楽器の範疇だよね。鳴り響け僕のメロス!
・繰り返し提供される同じ不味そうな飯、同じ服、永遠の14歳であれば冒頭から10年位経っててもおかしくない
・赤に染まった世界は忘却の旋律感しかない/うそついた薔薇園感もある
・隙間に咲く白い小さな花は薔薇園との対比とかなんとか
・あの庭とピアノ
・君は、ピアノの前に座ってる方が似合っているのに
・劇場版樹璃先輩「君にはピアノの方が似合ってるよ」
・「女の子達は、みんな彼女のこと、王子様って呼ぶの。もしかしたら、あなたのライバルかもね。」
・連弾といえば近親相姦臭満載の薫幹梢兄妹だし下手なシンジくんをフォローするカヲルくんもこうラブい
・冬月先生はゲンドウとユイの過去を語ることを通してシンジくんの選択を肯定しているんだけどシンジくんに届いていない/オリジナルレイも綾波ユイも同じ形で保管されているのだから〜みたいなのだけどこういうことは野暮過ぎるので言うべきでない。手続きは必要だけど手続きでしかないということなので。
・劇場版ウテナが赤い構造物を見上げ、階段を登るのに対し階段を下り、見おろす。足元がおぼつかず、手を引いてもらう。まるでお姫様。
・二人ならあの蓋を開ける、というのウテナカー感すらある
・カヲルくんはカヲルくんを殺す決断すらできず明らかにシンジくんが自分の瑕疵だと思いこんでしまう状況でカヲルくんが死んだのでより酷い選択をしたよね
・カヲルくんが逝くシーンの視えない壁、まんま冬芽が水没するシーンだよね
・「男だなんていった覚えはないぜ! それに、ボクは女を殴るようなヤツに、絶対に負けない!!」
・槍二本はタクトくんのスターソード二刀流感あった
・あの一瞬は確実に王子様だったのだからもう一度お姫様扱いしろよこの野郎と揶揄し背中蹴飛ばしてくるアスカはマジでプリンセスであり彼女がどれだけあの殴りたいガキを愛しているか
・一方その頃王子様は女性不信に陥り気味でお姫様扱いされて喜んでいた
・クロスロオドの事をずっと考えていた。ファーガスとジェニファーの話。
・少年少女は見失ったあの子を追いかけて荒野を往くのだよどんな時だってアーヴィング・ナイトウォーカーだってほむほむだってアンシーだって背中蹴飛ばされながらでも歩みを進めるのだ
・スレイマン初号機GGの栄光の手だけじゃなくて弐号機の腕は鈎さんじゃない赤いし(フルハシ脳の恐怖)
・修羅を飼い慣らす
・とは言え眼帯義腕といえばキャプテンフックと考えるのが普通ですよね
・永遠の14歳になっちまったピーターがシンジくんとして、ピーターの代わりに毒を飲んだティンカーベルはカヲルくん。ティンクはもの直すのが得意な妖精で、だからピアノは綺麗なままだしDATプレイヤーだって修理できる
・何でもは知らないわよ、知ってることだけ
・チクタクワニ
・時間は止まっていて、短針と長針を揃えれば時は動き出す/やりなおせる?みたいな読み筋
・だけど短針(あるいは長針)二本で直した時計はちぐはぐなまま動き出すのだ、とか

まだ加筆すると思う
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るろうに剣心/大友啓史監督
2012.09.02 Sunday 02:22
原作の忠実さとリアリティの絶妙な線引きを成立させた殺陣も良い役者の芝居も良い台詞の間の管理が若干んん?って思うところがあったけれどまあそれは置いておいて別に構わないしすごい良く出来てるし面白いんだけれど原作の斎藤一ファンだけは怒っていいという映画。
| miruna | えいが | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
おおかみこどもの雨と雪/細田守監督
2012.08.09 Thursday 06:00
狼男モノや森と人界だとか彼岸と此岸だとか神隠しの話だとかその辺の私がうろ覚えしてるお約束の類でメタファーを読み解く、もとい邪推してみましょう。一回しかみてないので取りこぼしが山ほどある事まちがいなし。ネタバレだらけ。
パンフもアニメスタイル01も小説も買ってないのであくまで邪推とかガンダム斜眼の類としてお読みください。

彼=父親。

欧州の狼男の物語はまあだいたい狼男は共同体を放逐された犯罪者、という読み方が大抵お約束ですよねー。そーすると父親=懲役を終えてなんとか社会復帰しようとしてる人となる。聴講してたり本を読むのだって結局失われた人間の子供時代を取り返そうとしてたんじゃないのか。とかそもそも何をしたのか、どうやって育ったのかを一切語らないのはつまり育ての親殺したんじゃないのとか、いろいろ推測できますね。
現実的にも日本は前科持ちに厳しい社会が〜とかあるけどまあそれは置いておくとして、家庭環境に問題があって俺服役してたんだ誰にも言ってないけど、という事を花に告白し、それでもいいと受け入れるし家族になろうと。
子供ができた。
で。彼は滋養のつくものを、というだけで狩りしていたのだろうか。稼ぎが安かったってスーパーマーケットに行けば食べ物はちゃん売っているんだし、だいたい町中で死んでたけどあんなごっついキジなんて町中のどこにいるんだよ。川で流されてきた、という見方もそりゃできなくないけどあれって人が飼ってたのを〆ようとしてたんじゃないの?っていう。彼の死体の周りには羽が散らばっていたのであの場で争ったように見えすぎる。
狩りその行為はそもそもどういう意味か。狼の力を使って何かを手に入れるというのはつまり子供のために何らかの犯罪に再び手を染めたということでは?あのあまりにも唐突すぎる死はヤーさんかなんかに殺されたという事なのでは?ググったら日本だと雉が精がつくものであると同時に母性の象徴とされていると出たし、それを狩るというのもどういう意味かしら〜。
とまあここまでは狼男は犯罪者であるという読みなんだけど、日本だと狼=大神なんて言われて神様だったりもするし後にくどいぐらい山の世界と人の世界の境界も描かれるし、彼は人間社会になじめなかった森だか山だかの神の末裔でもある、と。異質なものに対する排除圧力の中、人の世界の端っこで生きてきたアウトサイダー。

花さん。

神様の末裔と契ってなんらかの超常的な力を手に入れたのではないかしらってレベルの超人。子育てはともかく廃屋の修繕、農作業、よくまあ過労で倒れたりしないわーと驚くしかないタフネス。精神的にも異常にタフで気持ち悪いとか言ってる人も多いみたい。
子育てそのもののひとつひとつの描写はリアリティがあるんだろうけどこのお話でリアルな描写というのはフェイクなのではないかしらと思わせられる程度に神話説話的、というか別に神話説話にリアリティのある描写挟んだっていいよね。
こどもを病院に運び込めない。公共サービスを受けることができない。挙句の果てに住居を追い出される。彼女が彼女の子らと共にいることによって、また親兄弟親類縁者が一切いないことによって彼女自身の立場もまた人狼のものとなり、狼の世界と人の世界の境界に住居を構える事になる。こどもたちがどちらも選べるように、というだけではなく彼女も明らかに社会から放逐されている。
彼女の持っていた貯金はどうやって貯められたものだったのか。
人と山との境界をカタギとアウトローとの境界に読み替えた時、あまりにもハードな仕事をどう読み替えるか、とか言うと下品になりすぎるのでしません。
なんか後半で雨くんめっちゃ縛り付けるあたりユングのグレートマザーとか(そもそも私ユングとか読まずに積んでるし明らかに正確な発言ではない)そういうのやりたかったんじゃないかーとか思ったりした。

雪ちゃん

山と人里の境界で、山の方の力が強く侵食され続ける場所に、人として住み着くために山の神の血統をもっておしっこ結界を張る。幼い頃は狼側が強く表に出ていたけれど山と同一化せずにあくまで山を退けるのは一貫しているのよね。彼女のおかげであの土地に住み着くことに成功します。
彼女が傷つけた草平が親に遺棄されて雪ちゃん一匹狼として生きると宣言するところはなんかこう、吸血鬼みたいな感染を思わせるよねーという。ボクサーにでもなるとか言ってるけどそれってまあ、元チンピラっつーはみ出しものがなったりするものの世界でもあるわけで。全てのボクサーがそうだと言うわけではないけれど。
ぶっちゃけ彼女って草平に男のロマン発言させるための装置じゃね、とか思わなくも無い。

雨くん

本編のひたすら萌え萌えに描かれる主役。断じて花さんが主役などではない。
森は人里から追い出された狼男が住み着く所であったり山にしてもあの世とか神隠しに取られる所だとかここではないどこかであったりとにかく”あっちがわ”で、その境界は幾度も家の前の分かれ道として描かれる。魔女を捨てた魔女とかもそういうのありました。監督好きなんだそういうの。
はじめは山を恐れていたけれど、ウサギ(鳥だけど)に誘われて不思議の国(じゃなくて死者の国)に足を踏み入れて以来、その神様の血をたぎらせ、どこぞの妖精眼のごとく瞳を赤く光らせたり自分は狼だと主張したりとまあこの世にあらざる世界への憧憬をひたすら強めていきます。
父親ととても似たくたばりかけ方だったのは、父親がとられた死者の世界に一度足を踏み入れ帰還した、としか読めない。
そんなこんなで人の世界には馴染めず、山での生き方を老いた狐に教わり他の命を狩り取って生きる術を身につける。んだけど、老いた狐が化けて人を騙すもの、と考えたらヤクザの大親分みたいに読まずにいられるか!というわけで私はこの物語をカタギ↔アウトローの境界の話にしか読めなくなっていく。唐突に何のフォローもなく親に捨てられ一匹狼になる発言をする草平くんで追い打ち。
嵐がきて山が大荒れ、狐のじいちゃん死んだ、俺が跡を継ぐしかないと言い出すんだけどここでいう嵐ってなんだろうね。警察のガサ入れでも教会の侵略でもなんでもいいけどとにかく理不尽な暴力。
てなことでおかーさんから離れてアングラ街道まっしぐら、おかんも元服役囚とくっついたぐらいだしカタギとアウトサイダーの境界で生きてる人だからカタギでない生き方許容しちゃうお話になりました、ちゃんちゃん。

総じて押し付けがましい性的規範満載な男のロマン映画で、しかし私はそれを別に非難はしない。うわーここキモーイとか言いながら笑うけど。
ただ私じゃない人も言っていたけれど野生を美化しすぎ、というかあっちとこっちをすっぱりと切り分けすぎていてお話としては体裁が取りやすいんだろうけどでもそんな単純すぎる切り分け方をしていいのかしら、というのは言っておきたい。犬の視線が抜けている。
狼男なんてボンクラ映画の大ジャンルの一つであることを忘れて家族向けだのなんだのってのはどうかしらとおもいます。本質的に甘えんぼうのプリティーショタとか高学年くらいの男の子のエロい体型をみる映画です。
おしまい
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